「レベルの高いレース」とは

レースリプレイを見ていれば「楽なレース」もあれば、「厳しいレース」もある事に気づきます。
それと同じように「激走馬が多発するレース」があることに気づきました。
なぜ激走馬が多発するのかを色々な角度から検討しましたが、未だその理由はわかりません。
ひとまずは”経験値”という曖昧なものが生む「レベルの高いレース」という言葉で表現しました。

「レベルの高いレース」というと今では普通に耳にする言葉ですが、私が月刊誌「競馬最強の法則」で連載を始めたのは１９９９年。
今から２５年以上も前のことで、その当時は聞きなれない新しい言葉でした。

本誌で連載していた「レベルの高いレースリスト」からは激走馬が続出し、大好評をいただいた企画でした。
「レベルの高いレース」のお陰で１０年間の長きに渡り、連載を持たせていただけたと言っても過言ではありません。

このファクターを取り入れる事によって大きな成果を挙げることができましたが、言葉で表せないものを指数で表すなどは到底無理な話しで、私自身、馬券購入の際は苦心して出した指数よりこちらを優先する事もしばしばです 。

すぐに走る場合もあれば、３～４走してから走り出す場合もあるので、随時チェックして臨機応変に対応をしてください。

レベルの高いレースの使い方

「レベルの高いレース」出身馬と言えども、どの馬が走るか、何走目で激走するかなどは全く見当が尽きません。
２着３着に何度も好走する馬が多数いるレースがある一方で、一度しか馬券にならない馬ばかりというレースもあります。

当初は厳しい経験をした馬の方が激走する可能性が高いだろうと、通過順位が前方の馬に注目しがちでしたが、ただただ後方を付いて回ってきただけの馬の方が結果を残すレースも多数あります。
特にそのような馬は、次走も人気にならない場合が多いので、ハイリスクですがハイリターンが期待出来ます。

一つだけ分かっている事は、「レベルの高いレース」で敗れた人気馬は高確率で激走するということ。
最下位に大敗したとしてもです。

レベルの高いレース一覧

25’05 🆕	25’04 🆕	25’03 🆕
25’02 🆕	25’01 🆕	24’12
24’11	24’10	24’09