“A-base分析官”クマゴロウ「逃げA馬券必勝法?!」

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
かなりご無沙汰しております。スタッフのクマゴロウです。
春のG1シリーズも終わり、これからは夏競馬の季節。
夏競馬😱…正直言って、私苦手です💦
Aランキング馬の脚質に注目!
過去の分析記事の中に、たびたび登場し優秀な成績のAランキング馬。
「積極的に狙えるパターンは無いか?」調査していたところ…脚質によって、成績に差があることに気が付きました。

なぜ今まで、気が付かなかったんだ。🤣
それがこちら…(調査期間:2022年4月~2025年4月の3年間)

中団・後方にくらべて、逃げ・先行は、勝率にして10%以上、複勝率では20%以上高い数字。
その中でも、勝率が約40%、連対率は約60%、複勝率も約70%というのが”逃げ”です。
この成績を見ると、「A馬のなかでも、買うのは”逃げA馬”だけでええやん🤩」と思えてきました。
よもやま話をお読みいただいている方でしたら、ご存じだと思いますが…
「逃げ馬」とは?
“逃げ馬” とは、スタートしてすぐに先頭(ハナ)に立ち、そのままゴールに向かう作戦を取る馬」のことをいいます。(JRA-VAN競馬用語の解説記事から抜粋)

逃げA馬を買うパターンはこれだ!(クラス・種別・距離編)
もう少し、詳しくデータを調べます。まずは…出走クラス。

最も率が高いのは「未勝利」。なんと!7割を超える馬が、馬券に絡んでいます。
クラスが上がると、率が下がっていきますが、ただ、G1では逃げA馬の半分が馬券になってます!
続いて、ダート・芝、距離についてチェック。

この表をご覧いただくとわかるように、芝よりもダートの方が上。
勝率・連対率は、ダートが約1割高く、7割(複勝率)が馬券になっています。軸馬(特に3連系馬券)としては、外せませんね!
次に、距離別の成績。

データ数が少ない距離(芝1000・3000や、ダ1300・1600等)を除くと、芝・ダート共、距離が短いほど成績が良く、距離が長くなる(芝は2000m~・ダートは1900m~)にしたがって、確率がダウン⤵️。
ただし!単距離でもなぜか1400mだけは別で、芝・ダ共に成績は悪し😈。
ここまでをまとめると…
Point!! 逃げA馬の傾向と対策
- 芝とダートを比べると、ダートレースを狙いたい!
- 単距離レースの方が買い!ただし、1400mだけは要注意!
逃げたら誰もせりかけない?!必ず馬券になる騎手!?
続いて「騎手」についても調査。
データ数が少ない騎手は除き、騎乗回数25回以上の騎手に絞るとこんな感じ…

勝率・複勝率では川田JK、ルメールJKに及びませんが、若手の坂井瑠星JKと横山武史JKは注目すべき成績です♪
Point!! 逃げA馬+○○騎手
横山武史JKも優秀ですが、買うならば坂井瑠星JK!
ルメールJKの約2倍の騎乗数がありつつも、連対率・複勝率では負けていません。
逃げA馬+坂井瑠星=とりあえず…買っておけ!
続いて、もう少し詳細にチェック!
芝・ダート別で分析してみます。

上位騎手の顔ぶれはあまり変わりませんが、注目は複勝率。なんと!9割越えで、“ほぼ馬券”になっているのがレジェンド武豊JK。
Point!! 「芝+逃げA馬+騎手」
芝+逃げA馬+武豊=ほぼ馬券!…黙ってでも、買っておけ!
レジェンドには逆らうな!
続いてダートです。。ここで、恐ろしい成績のJKを発見しました。
それが川田JK、なんと複勝率100%!「必ず馬券圏内にもってきて!ほぼ、連に絡む!」という成績。

Point!! 「ダート+逃げA馬+騎手」
ダート+逃げA馬+川田将雅=必ず馬券!?…何も考えず、買っておけ!
たとえ安くても、川田JKには逆らうな!
さらに深堀!! 芝騎手・ダート騎手?
逃げA馬、芝・ダートの騎手成績を見ていただければわかるように、上位以外は、登場する騎手の顔ぶれが異なっています。
【芝】では、
勝率だと池添謙一JKが58%とルメールJKを抑えての第1位。14位の藤岡佑介JKも、38.4%で第8位とトップテンに入り。(ダート勝率は、池添JKは第12位。藤岡JKは第14位。)
【ダート】では、
今村聖菜JK。着度数では12位ですが、勝率となると「第1位の川田JK(82%)」「第2位のルメールJK(63%)」に、続き第3位(57%)という成績です。
ダート+逃げA馬+今村聖菜JK=あなどれないぞ!
今回は、逃げA馬について分析してみました。
久しぶりのよもやま話になりましたが、皆さんの馬券の参考になれば幸いです。
