競走馬の能力指数を独自の方法で算出した出馬表「アルファベース」。
アナログとデジタルの融合を可能にした木下健のタイム系予想理論。

マイネルマックスやマイネルラヴ、近年ではユーバーレーベンなど、数々のG1馬を輩出した老舗一口馬主クラブ「ラフィアンターフマンクラブ」。

今年の2月18日、同クラブから「7月の新規募集が最後の募集になる」というニュースが飛び込んできた。

いわゆる「マイネル軍団」の事実上の終活ともいえる発表だが、このニュースを聞いた瞬間、私はある競馬仲間との会話を思い出した。

競馬仲間

あちゃ~、人気薄のマイネルが来たか!『マイネルの法則』があるのを忘れてたわ

クマゴロウ

マイネルの法則?

競馬仲間

え、知りません? マイネルの法則ですやん

説明しよう♪「マイネルの法則」とは…

『マイネルが2頭出ししてきたら、“人気じゃない方、人気薄の方が突っ込んで、大穴をあける』という競馬の法則のこと。

ムムム…マイネル人気薄…気になる😏


果たして、この「マイネルの法則」…単なる都市伝説か、それとも隠された下剋上の法則か?!

その真実を徹底調査してみた。

真実?幻?マイネルの法則!

ここ5年間、2020年~2025年をアルファベース提供レースを調査対象とし、マイネル軍団2頭出しレース(対象は190レース)をチェック!

はたして、マイネルの法則は成り立つのか?調査結果はこれ!

マイネル軍団2頭出しレースでは、人気してる方(1番手エース)の成績が「じゃない方」を抑えトリプルスコア。

つまり、「マイネルの人気薄が突っ込んでくる」といった傾向は無し💀

現実はきわめて「人気通り(人気1番手のエースが強い)」という至極真っ当な結果に。

タヌキチ

人気薄マイネルが、大穴あけた時の印象が強かったんじゃないの~。

深掘り!2番手、エース「じゃない方」好走馬主ランキング

「マイネルは人気順の成績だったけれど、じゃあ、他の馬主はどうなの?」と考えた私。

「同一馬主、2頭出しレース」を深ぼってみます。

調査の条件は、同じく2020年から2025年の5年間のアルファベース提供レース。

データの精度を上げるために「2頭出し出走頭数が100頭以上」の馬主・クラブに注目して調査します。

そこから導かれた「2頭出しの好走馬主」ランキングがこれ!

ランキングを見て一目瞭然なのが、巨大一口馬主クラブの安定感。

サンデーレーシングをはじめ、キャロットファーム、社台レースホース、シルクレーシングといったノーザンファーム・社台ファーム系の大手クラブは、2番手の複勝率が14%〜17%という高い水準。

ラフィアン(マイネル軍団)の2番手が10%だったのに対し、彼らの2番手は複勝率が高く20%に迫る勢い。

何百頭と出走して、この成績なのは、大手クラブの2頭出しが単なる「数合わせ」じゃなく、「出してきた馬のどちらもガチで勝ちに来ている」と言えるのではないでしょうか。

そして、この強力なクラブ勢の包囲網を破り、堂々の1位にランクインしているのが『メイショウ』の冠名で知られる松本好隆氏の所有馬たち。

出頭数はクラブ勢に敵わないもの2番手の複勝率はクラブの雄・サンデーレーシングを抜く成績。

「メイショウの2頭出し」は、1番手、2番手、どちらの馬も要注意です。

しかし!このデータをさらにじっくりと眺めていた私は、ランキングの「外」に「不気味なデータ」を発見🥸

先ほどのデータは「2頭出し出走頭数が100頭以上」としていたが、もう少し間口を広げて(出走頭数60頭以上)みると…

「1番手(出走エース馬)の方が圧倒的に走る」というデータの中、人気してる方を押さえつけ、『真の下剋上』を達成している馬主を発見!

下剋上「スマートの法則」と、人気してる方も、じゃない方も狙う「デルマの法則」

まず、「下剋上」を達成している馬主を紹介!それが、「スマート」の冠名でおなじみの、大川徹氏😍

「スマート」大川徹 氏の2頭出しデータ

  • 出走エース(1番手):複勝率 9.0%(35頭中3頭)
  • じゃない方(2番手):複勝率 14.0%(35頭中5頭)

…これぞ、本物の下剋上「人気薄の方が来る」である。

他の馬主が例外なく「1番手>2番手」となる中、大川氏のスマート軍団だけは、なんと1番手(9.0%)よりも2番手(14.0%)の方が上回る。

出走頭数が、35頭とやや少なめではあるが、「スマートの2頭出し」を見かけたら「じゃない方のスマート」を狙ってみるのも良し。

そしてもう一人、注目するのは「デルマ」の冠名で知られる、浅沼廣幸氏。

「デルマ」浅沼廣幸 氏の2頭出しデータ

  • 出走エース(1番手) :複勝率 9.1%(33頭中3頭)
  • じゃない方(2番手) :複勝率 9.7%(31頭中3頭)

こちらもデータ数は少ないが、スマートのように2番手の成績が上。ただ1番手成績とはあまり変わらず。

しかし、1番手2番手の差はわずか0.6%で、データ的には完全な「互角」。

これはつまり、「デルマが2頭出ししてきた時は、どちらが来てもおかしくない状態」。

人気の無い方が来るのは「マイネル」よりも「スマート&デルマ」なのだ!

クマゴロウ流、馬券術POINT!!

● マイネル2頭出しレースも、くるのは人気のある方。⇒

『真・マイネルの法則は、「人気のある方がくる!」

● 2頭出しレース、大手クラブは、2番手の複勝率も高い水準。⇒

大手クラブ2頭出しは、2番手にも注目!「メイショウ」2頭出しは、さらに要注意!

● スマート、デルマの2頭出しは2番手(人気じゃない方)に注目。⇒

マイネルの法則にかわるのは「スマート&デルマの法則」だ!

残念ながら、不発に終わった「マイネルの法則」。

ただ、代表曰く、「今年(2026年7月~)の募集は、過去最高と言っても過言ではない競走馬のラインナップになる予定です。」とのこと。

「マイネル軍団、過去最高の競走馬世代」ということは…

2027年、2番手の人気薄が突っ込んでくる!「マイネルの法則」が現実のものになる日が近いかもしれませんよ~♪

タヌキチ

2027年は、マイネル軍団に注目か…忘れないようにせねばいけないぞ

  • 各種集計にはTARGET JVとJRA-VANのデータや、EXCELなどの表計算アプリを活用し集計しています。
  • 集計には、細心の注意を払っておりますが、データ量が多いため、いくつか見落としているデータがあるかもしれません。広い心で受け止めていただけますと幸いです。

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